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密着!!志岐さん 〜精霊舟ができるまで〜

2012/7/13

もうすぐ立花家のお盆です。

ここのお盆は、一般的なお盆より一ヶ月前にあります。

さかのぼること今から一ヶ月前、志岐さんから「精霊舟作るばい。取材にきてもいいよ。」とお声がかかり、志岐さんの仕事ぶりを某情熱的な番組のごとく密着取材してきました。

『密着!!志岐さん 〜精霊舟ができるまで〜』と題して、皆さまに出来上がる過程をご覧いただきたいと思います。

①採寸し、目安をつける(男らしくコンクリートに直書き)

shourou00 shourou0

②男らしく組み立てる!(コンクリートの印を見ながら)

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③志岐さん特製マシーンで藁をすく(豪快に!)

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④舟に藁でデコレーションしていく(繊細に)

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⑤あんなものやこんなものをデコレーションして、ひとまず完成!(売店前展示中)

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④お供え物を載せる菰編みを作る(もちろん志岐さん特製マシーンで)

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shourou (12)shourou (13)

菰編み作業、私も一部参加してみました。なかなか上手。

来年は私が作るそうです。(志岐さん命令)

さあ、これで準備が整いました。

精霊馬ちゃんたちも準備OKです。(チェックイン中)

shouryou

数日後、いよいよ本番。

(小柳)

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コメント

  1. 宮本睦子 さん:

    こうやって作るのですね!特製マシーンすごい!
    本番の精霊船の様子が見たいでーす。

  2. ohana さん:

    宮本睦子さま

    コメントありがとうございます。
    手作りの特製マシーン、シンプルですが合理的に作ってあるのですごく感心します。
    私が生まれ育った所では、精霊舟を作って川に流す ということをしない地域だったので、精霊舟の製作過程を見るのは新鮮でした。

    本番の様子・・・・・。

    すみません!!!!実は本番の写真を撮っていないのです。
    思わせぶりなコメントで締めてしまって、本当に申し訳ありません。
    もし宜しければ、昨年の学芸員のブログをご覧ください。
    http://www.tachibana-museum.jp/blog/?p=637

    こんなお返事で本当にごめんなさい。次回はしっかりレポートします!

    (小柳)

  3. 高山 慶太郎 さん:

    平成20年筑紫野市歴史博物館で企画展「お盆」を実施した際、糸島半島沖合の姫島の麦藁製「西方丸」の復元製作の取材をいたしました。立花家の「西方丸」とは形態は違いますが、興味ある盆行事ですので、本年(平成29年7月15日)見学させていただきたいと思っております。姫島では昭和35年に豊田家が流した麦藁の西方丸が最後で、里芋の葉にメンドウバシ(メドハギの茎で作った箸)、送りダゴ、盆棚に供えていた果物、左舷に花、水、右舷に線香、酒などが西方浄土までの飲食物として載せられていました。宵闇迫る海に、流しますので、多くの提灯を下げた西方丸が沖合に向かう風情は大変美しいものだったと聞き取りました。 

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