直木賞(候補)
2011/7/8皆様
葉室麟さんをご存じでしょうか?
というより、「葉室麟」を何と読むかおわかりですか?
正解は
はむろりん。
文学界の最高栄誉である“直木賞”の候補に
過度三度も推薦されている小説家です。
(北九州出身 久留米在住)
そんな葉室さんの連載小説が先月終了しました。
オール讀物(文藝春秋)にてこの冬より連載が始まった「無双の花」は
関ヶ原合戦以降の立花宗茂を描いた時代小説。
ちなみに、立花宗茂とは豊臣秀吉に仕えた戦国武将であり初代柳川藩主。
我々御花にとっては切っても切れない偉大な存在です。
※バックナンバーをご覧下さい。
60歳を過ぎてなお創作意欲の衰えない葉室さんは
一方で、与謝蕪村の晩年を描いた「恋しぐれ」という作品も手がけられていました。
その「恋しぐれ」がなんと
2011年上期の直木賞候補に!
直木賞4度目の候補となる葉室さんの心境やいかに!
栄誉受賞の悲願を心よりお祈りしております。
選考会は14日夕、東京・築地の料亭「新喜楽」にて行われ、
即日発表されます。
(雑用係)